請負業よくある困ったお話!
どうも、サンエツ電機の高橋です。
今回のテーマは、請負業でよくあるこまった話とうことで…
取引ある請負業務を行っている方々をお話をするとよく聞くのが…
私も主に機内配線工事の請負やっていてわかるのですが…
その仕事が延期になったときが一番困るというお話をよくします。
請負というのは、①工事名称 ②施工場所 ③設計図(数量や寸法等)
④工事の施工責任範囲 ⑤工事の全体工程 ⑥見積条件 ⑦施工環境・施工制約の関する事項
上記の①~⑦が基本となっています。
但し、この時点で100%それ通り進む訳じゃないので、日を追うごとに質の高い情報を共有し、協議を重ね工程や見積条件等変更していくことに問題がないのですが…
着工直前で延期っていうのがどうしてもいろんな職種で起きているんですね。
そうなると現場の維持や、見込んだ収入・仕事がなくなる訳なので埋めるために新たな仕事を探す時間、延期になった期日への対応という時間の投資が発生してしまいます。
また、外注先へ新たな仕事を見つけられなければ断ることになり信頼関係に傷がつくことになります。
これらについて建設業の請負業務について、延期等で発生した損害について保証をどうするか協議して決めるとい事項が盛り込まれていますが、実際どこもそこについてなにも行われていないみたいですね。
そして、この話をすると他がやってないよ?とか、損害賠償請求する気か!なんてお話もあったそうです。
ただ、よくよく考えてみてください。
ホテルとかって、キャンセル料ってあるじゃないですか?
3日前にキャンセルすると宿泊代の30%頂戴します、2日前なら…って具合にありますよね?
これを置き換えると…
請負の場合 受注=予約 着工日=チェックイン 検収日=チェックアウト
こんな風に捉えることができるかと思いますが…
ホテルのキャンセル料請求されて、文句言いますか?言う方いるかもしれませんが…規約等に書いてありますし、大抵の人は、”ホテルにキャンセル料はつきもの”って考えているんですよ。
でも請負業に関してはそう思ってもらえてないのが現状なのかなと思います。
これは、あくまで私が考えた例なので、もしあてはまらねーよ!!!なんて意見ありましたら、弊社HPにメールが記載されていますのでご意見・ご感想頂けたらと思います。
当たり前のようにあることなので、これで損害を補填してもらうことが目的ではなく、
本当は、こうなんだよって理解を深めてもらい、発注業務行っている方は、この事情や状況に少しでも共感して頂けたらね、対応や行動変わるキッカケになればと思っています。
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